トリコロールな猫

猫とつくばと茨城をこよなく愛するnekotricolorのブログです

つくば市長選立候補者3人の情報と総合運動公園用地購入に賛成/反対した市議まとめ

 

【2016/11/13追記】つくば市長選は五十嵐立青氏が当選しました。38歳の若い市長です。期待してます!このページの五十嵐氏についての情報はこちら
明後日11月13日はつくば市長選挙と市議選挙です。今回から選挙権は18歳以上です。筑波大生も行けます。

www.city.tsukuba.ibaraki.jp

立候補者3人の情報を各公式サイトからまとめました。直前すぎですけど、当選した後に本当に公約を守るのかを知るという意味でも。

個人的に注目している以下3点については少し詳しく見てます。

  1. 労働者層に関連する公約
  2. 街灯が少なすぎる問題
  3. 西武筑波店跡地をどうするか

概要

まずは概要です。届け出順。

氏名(年齢) 政党 略歴
飯岡宏之(54) なし 現市長・自民が応援。現損保ジャパン日本興亜代理店勤務。つくば青年会議所OB。つくば市議5期。総合運動公園用地購入に賛成
大泉博子(66) なし ユニセフインド事務所計画評価官。厚生官僚。山口県副知事。衆議院議員(民主党→無所属)
五十嵐立青(38) なし 日本維新が応援。現NPO法人つくばアグリチャレンジ代表。つくば市議2期。筑波大院にて国際政治経済学博士号取得

飯岡宏之氏

市長になったら〜〜します、というのはサイトでは見つけられませんでした。市議時代の政策・提言を引き継ぐと判断してサイトの「政策・提言」のページをまとめました。

  • 自立都市を目指して
    • 中心部と農村部の地域格差是正
    • 国際総合戦略特区やロボット特区を生かした産業の育成、雇用の促進など
  • 安心・安全なまちづくり
    • 指定避難所の充実
    • 街灯のない危険な場所を極力減らしていくなど
  • 科学技術を活かして
    • 世界的ナノテク拠点つくばの実現など
  • 女性が輝く社会の実現
    • 待機児童ゼロ
    • 仕事の子育て・介護との両立支援など
  • 子育て環境の充実
    • 小中一貫校の整備
    • スクールバスの充実など
  • 高齢者が生き生き
    • 緊急連絡サービス
    • 公共交通機関の充実など

もうねー、女が働きやすい=仕事と家庭の両立っていうの前時代的だからやめませんか?なんで女だけが育児介護しなきゃあかんのん。つーか男は輝かなくていいのか?おおん?

労働者層に関連する公約

「際総合戦略特区やロボット特区を生かした産業の育成、雇用の促進」というのはありましたが具体的に何をするつもりなのかはわからず。

街灯が少なすぎる問題

逆にこっちはすごく具体的に

防犯灯オールLED化(リース方式)で約18,000基を設置する

と言ってます*1。頼んますよ。

西武筑波店跡地をどうするか

言及なし。他の2人が触れていることに全く触れていないのはもったいないですなあ。

個人的寸評

サイトだけ見ると「やる気あんの?」と言わざるをえない。街頭演説の写真とか載せる前に書くことあるだろと。サイトではなく街頭演説とかチラシで主張するタイプなんでしょうか。せっかく長く市議をやっていて実績があるんだから、特設ページ作ってさらっとまとめるだけでも違うと思うんだけどなー。

大泉博子氏

サイトトップに公約「つくば9プラン」が載っててわかりやすいわー。

  • 総合運動公園用地にスポーツ治療・リハビリセンターを誘致
  • 西武筑波店撤退後、未来科学百貨店として再生
  • 保育ママで待機児童を解消、基礎年金で入れる老人ホームを実現
  • 科学産業都市をつくり、雇用と定住人口を増やす
  • 筑波山のふもとに道の駅をつくり、つくば駅から小田、北条経由の2階建てバスを運行
  • 研究所の力を借りて農産品のブランドづくりをし、市場を開拓
  • 上郷高校跡地に医大付属高校を誘致
  • 徒歩30分圏内に中心拠点をつくり、買い物、病院・介護施設、学校、市役所支所を置き、公共交通で結ぶコンパクトシティ+ネットワークをつくる
  • 単独で中核市に移行

労働者層に関連する公約

「4.科学産業都市をつくり、雇用と定住人口を増やす」で辛うじてという感じですが具体的にどうするのかわからない。

ただこの方は衆院議員時代につくば市の「国際戦略総合特区」の指定で頑張った方で、

国際戦略総合特区の事業を中心にした産学官連携の拠点として、「つくばグローバル・イノベーション推進機構」を設立し、下記の8つのプロジェクトを進行させています。

つくば市が率先して国際戦略総合特区の使命を果たし、つくば市に先端技術産業を生み出したい。

と割と意欲的なことを言ってます*2。トップページでスペースを割いていないということはプライオリティは下がるということでしょうが、産学官連携は後押ししてくれそうですね。

街灯が少なすぎる問題

一応「市の窓口を広くしましょう」みたいなところで

◆歩道が暗い ◆舗装がでこぼこ ◆わが子が待機児童となり、保育園に入れない など、市民から寄せられた声を聞き、考え、政策にしていくことこそが公務員としての喜びであり、仕事の醍醐味ではないでしょうか。

と書いているので*3自覚はしているご様子・・?

西武筑波店跡地をどうするか

これはトップページに書いてますね。

生活支援ロボットや最新の福祉機器など、つくばで生まれた最先端の成果を買い物できるスペースをつくり、産業の歴史を学ぶ博物館を民間の力で運営します。
西武撤退後も、贈答品や記念品をあっせん販売する外商部門だけは残るよう西武と交渉します。

ついでにつくばと茨城県の特産品も揃えていただけると嬉しいです。関係ないけど今なぜか改札前に2店舗ありますよね。あれはなんなんだろう。

個人的寸評

まあ求められてるのが福祉っていうのがあるのかもしれないけど清々しいほど労働者層を無視してますね。具体的なのはいいんですが生活密着型というか。前述の通りつくば市の「国際戦略総合特区」の指定を勝ち取ったという実績があるんだから雇用の話でもっと主張すればいいのになー。

五十嵐立青氏

お若いだけあってサイトが今風ですねー。動物愛護について触れているのはこの方だけです。

  • 徹底した行政改革
    • 市長特権の退職金の廃止
    • 「総合運動公園用地」66億円の予定地の返還交渉など
  • 安心の子育て
    • 男性の育休取得を支援する企業へのサポート
    • 学校図書館の充実など
  • 頼れる福祉
    • サービス付き高齢者向け住宅の整備推進
    • 殺処分ゼロを目指した保護・譲渡施設整備とボランティア団体との協働など
  • 便利なインフラ
    • 自転車専用レーンの拡大
    • 若い世代が買い求めやすい宅地を供給など
  • 活気ある地域
    • 地元本社優先の入札制度へと変更
    • 商店街の空き店舗を利用したベンチャー支援のためのオフィス賃料無料施設の開設など
  • 誇れるまち
    • 西武跡地を科学技術版職業体験型テーマパークに
    • 利用しやすい図書館とするための開館日の増加と開館時間の延長
    • 無料のWiFi環境や観光情報アプリ、英語表記看板を用意し、外国人観光客・来訪者の満足度向上など

労働者層に関連する公約

以下5つですかね。

  • 地元本社優先の入札制度へと変更
  • 産学官連携のためのコーディネート組織新設や、トライアル発注制度の拡大
  • 商店街の空き店舗を利用したベンチャー支援のためのオフィス賃料無料施設の開設
  • 社会的企業への税制優遇等や家賃補助の支援
  • 起業ビザによる外国人のつくばでの創業支援

地元本社優先の入札制度の変更って、そういうのやっていいんだ。5番目のは起業ビザ(経営管理ビザのこと?)の取得を支援したりするんだろうか?すごい取得するの難しそうだし市が支援するのも変な話な気がするけど。すでに持ってる人の創業を支援するのか?

街灯が少なすぎる問題

これですね。

通学路を中心にLED防犯灯を市内全域に設置

頼んます。

西武筑波店跡地をどうするか

この方も公約で書いています。

つくばの特徴を活かした最先端の科学技術に触れ、体験できるキッザニアのような体験型テーマパーク構想によって、市内はもちろん、全国のこどもたちをつくばに呼び寄せます。親も周辺の施設での買い物や食事、筑波山観光などを楽しめるパッケージを用意することで市内全域の経済活動へ

うーんそれもうエキスポセンターになくね?

個人的寸評

風呂敷広げすぎな感じは否めないけどこれ全部やってくれるならありがたいわー。いわゆる「街おこし」的な部分がキッザニアとか古民家や蔵をカフェやギャラリーとか二番煎じばかりなのが残念。セグウェイツアーとか推して欲しかった。ま、そういう瑣末な部分に文句つけたくなるくらい具体的ってことなのはいいことだと思います。

総合運動公園用地購入に賛成/反対した市議

忘れてないよ?

総合運動公園建設の是非を住民投票で問うつくば市民の会 | 総合運動公園建設の是非を住民投票で問うつくば市民の会 ホームページ

あいうえお順でどうぞ。

賛成 反対
飯岡宏之 宇野信子
大久保勝弘 神谷大蔵
小野泰宏 北口ひとみ
木村清隆 久保谷孝夫
木村修寿 黒田健祐
鈴木富士雄 小久保貴史
須藤光明 五頭泰誠
高野進 塩田尚
塚本洋二 滝口隆一
浜中勝美 田中サトエ
古山和一 橋本けい子
松岡喜一 皆川幸枝
柳沢逸夫 ヘイズ・ジョン
山本美和 -

まとめ

つくば市は「石を投げれば博士に当たる」といわれているほど研究者がたくさん働いている街なのに、そこに訴える公約がほとんど見られないのは意外でした。

あと今回から18歳、19歳の子も選挙権を持つようになり、筑波大生の票というのも見逃せないと思うんだけど、そこに訴える公約もあまり見えなかったですね。住民票を移しているのは学生の半分くらいしかいないそうですが、それでも5000票くらいはありそうなのに。

ほんとはチラシとかちゃんと取っとけばどの候補が何を一番主張したいか分かってよかったんでしょうが後の祭りでした。でもサイトと街頭演説/チラシとの齟齬はなくすべきだと思うのでこれで判断していいということにしておく。