お題「初めて買ったCD」というのがあったので、おばちゃん全開の思い出話をしてみたいと思います。
光GENJI「Hi!」
たぶん初めて自分のお小遣いで買ったカセットじゃなかろうか。そうです!CDでなくカセットテープですよ!
パラダイス銀河、通称パラ銀が収められた1枚です。1枚っつーか1本だな。
まあーこのころは猫も杓子もパラ銀でした。どこ行っても流れてた気がする。それまでアイドルには一切興味がなかったんですが光GENJIは好きでした。今でいう推しメンは誰だったかなー。無難にかーくん(諸星和己)だったかしら。
意外とみんな今でも活躍してますよね。一時期かーくんはテレビで見る機会が多かったな。大沢樹生は普通に役者やってるのを見かけるし。
今でも同級生とカラオケに行くと後半はだいたい光GENJIが入ってくるし、なんなら振り付けつきで歌える。子供の頃に聴いた音楽は忘れないものだな。
公式の動画というのが見つけられなかったので貼ってませんが、パラ銀のPVとか見るとほんとにギャアアアアとなって楽しいです。カラオケに行った際はゼヒPVのものを。
BUCK-TICK「Taboo」
- アーティスト: BUCK-TICK
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1989/01/18
- メディア: CD
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これは当時まだ珍しかったレンタルCDショップで借りて、テープにダビングしたんじゃなかったかな。
「JUST ONE MORE KISS」はシングルカットされて割と流行ったので、同世代であれば知っている人も多いのではないかと。
今でも聴くと割とカッコイイんだよね。そしてあっちゃんは30年経っても目力が全然衰えてない。ちなみにあっちゃんは猫スキー。
BUCK-TICKは6thアルバム「狂った太陽」まではかなり聴いてた。あのビジュアルな上、あっちゃんと今井さんの絡みとか、ギタ今井さんがLSDで捕まったりとか、当時小〜中学生だった自分にはかなり刺激的なバンドでした。
- アーティスト: BUCK-TICK
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2002/09/19
- メディア: CD
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大森うたえもんがやってたTVKかなんかの番組でZIGGYと共演したことがあって、そのときにヤガミトールが「俺は一生髪は立てていく」みたいなことを言ってたんだけど、確かに今でも立ってる。有言実行。
今は「あっちゃん」といえばオリラジなんでしょうけど、私の中で「あっちゃん」は永遠にBUCK-TICKの櫻井敦司なのです。
X JAPAN「BLUE BLOOD」
お題「初めて買ったCD」にあてはまるのはこれ。
- アーティスト: X
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1989/04/21
- メディア: CD
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人生最初のライブはX(まだ「JAPAN」がついてない頃)の1992年に行われた「東京ドーム3DAYS 〜破滅に向かって〜」の最終日でした。TAIJIファンだったんですが、奇しくもこのライブが最後だった。このライブは確か4時間くらいの長丁場で、最後、メンバーがまだステージにいるのに電気がついちゃって(たぶんドームのイベント終了時刻過ぎてた)、いろんな意味でものすごい印象に残ってます。なんせ初めてのライブがそれだったので、次に行ったBon Joviのライブは2時間くらいで終わって「短!」となりましたよ。ちなみに2008年の同タイトルの復活ライブも行ってるな私(ここまで自慢)
この頃、ニッポン放送で「TOSHIのXハラスメント」という番組をやってて、親のお下がりのラジカセで録音して何度も聴いたなぁ。ALFEEの坂崎さんがゲストで来たときに歌っていた井上陽水の「帰れない二人」、未だに歌詞までハッキリ覚えてる。この番組はメンバーがゲストに来てたりして(PATAさん暇なのかよく出てたよねw)、時間になるとラジカセの前で正座して待ってた。オンタイムで録音ボタン押して息を殺して拝聴するとか、途中でカセットが切れちゃって悶絶するとか、今の子供は知らないんでしょうなあ。
Xは「天才たけしの元気が出るテレビ」に出ていたことで有名でしたが、私はそれは見た記憶がないんだよね。聴き始めたのはBUCK-TICKからの流れかなあ。覚えてない。
でも他にもメディアの露出が多かったので、テレビや雑誌、書籍なんかも出してて、なけなしのお金で買い漁りました。もちろんCDも・・といってもアルバムはインディーズ含めても5枚と意外と出してないんだよね。でもシングルCDも買ってたな。なんかシングルで植物の種が付いてるのがあったよね?あれも前述のラジオ番組でTOSHIが話題にしてて、でももったいなくて植えられなかったのよねー。
と、Xはバンド自体の思い出が枚挙に暇がないわけですが、BLUE BLOODは今聴いてもいい。最初から最後までの一連の流れがちゃんとできてる。WEEKENDのギターはカッコイイし、紅だー!!!!(とはいわないけど)の瞬間の血管の切れ具合もいい。TAIJI作曲のEasy fight ramblingも好きだ。UNFINISHEDはカラオケの鉄板曲だ。
Mr.BIG「Lean Into It」
- アーティスト: MR.BIG
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1994/07/13
- メディア: CD
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高校の軽音部のバンドが「Green Tinted Sixties Mind」を演奏したのを聴いていい曲だなあと思って買ったアルバム。今思えばよくあんな曲やってたよな。
軽音楽部といえば、私が通っていた高校は校則がなかったんですが、授業中に突然渡り廊下でライブを始めて、その時にはさすがに先生が「うるさいから昼休みにしなさい」と怒ってた。いい学校でした。
「ディープ・カッツ」に入ってる「Going through the wind blow」も大好き。彼らのバラードはハズレがない。ライブ行っときゃよかったなー。
- アーティスト: MR.BIG
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 2000/07/26
- メディア: CD
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ちなみにボーカルのエリックマーティンは最近、日本の女性シンガーの曲をカバーしたアルバムを結構出していて、これがとってもいいんですよ。今井美樹の「PRIDE」とかプリプリ(!)のMとか。
- アーティスト: エリック・マーティン
- 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
- 発売日: 2008/11/26
- メディア: CD
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邦楽のカバーアルバムはいいやつが多い。。後述のAndrew W. K.も出してる。
Guns 'N' Roses「Use your illusion I・II」
- アーティスト: Guns N'roses
- 出版社/メーカー: Geffen
- 発売日: 2001/09/17
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- アーティスト: Guns N'roses
- 出版社/メーカー: Geffen
- 発売日: 2001/09/17
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最初に聴いた洋楽は前述のTOSHIのラジオ番組で流れていたGuns 'N' Rosesの「Knockin' on Heaven's Door」。初めて聴いたときは「なんだこの声は!」と思ったものですが、そのあと多分TVKのミュージックトマトジャパン、略してミュートマで流れていた「Welcome to the jungle」がかなりかっこよくて、駅前の啓文堂で特に視聴もせず買ったのがこれだった。「Welcome to the jungle」は入ってなかった(Appetite for Destructionに入ってる)。「Knockin' on Heaven's Door」は入ってた。
この2枚組で特筆すべきはやはり「You could be mine」でしょうか。ターミネーター2の主題歌で、一時期やたらと流れてました。公式の動画はライブ版しか見つけられませんでしたが、若いシュワちゃんが出てるPVを見て欲しいところ。
あと「November Rain」ね。これは生のフルオーケストラで聴いてみたい。
www.youtube.com
あーいろいろ思い出して泣けてくる
ちなみに曲だけで言ったら「Appetite for Destruction」の方が好きです。あっちはほぼハズレなし。でもこっちは初めて2枚組を清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったので思い入れが深い。
- アーティスト: Guns N'roses
- 出版社/メーカー: Geffen
- 発売日: 1995/04/03
- メディア: CD
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Aerosmith「Pump」
初めて聴いた時、「あー私完全にこれ聴くために生まれてきたわ」と思った1枚です。
- アーティスト: Aerosmith
- 出版社/メーカー: Geffen Records
- 発売日: 2001/11/20
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とはいえ初めて聴いたエアロの曲はガンズが歌ってた「Mama Kin」なんですよね。かっこいい曲だなーと思ってました。
今でもはっきり覚えてる、1994年5月12日、日本武道館のライブですよ。前から7番目。めっさ近い。
これで私はエアロにすっかりハマり、大学時代にはスティーブンタイラーのMCを理解するためだけに来日前に2週間カナダに語学留学して、その勢いで次の年には大学を休学してボストンに渡り、バックパック代わりのトランクを引き引きアメリカ横断、英語が話せるようになり仕事で渡米、そこで911を間近で見て、間接的にではありますが協力隊に参加するきっかけとなり、今の自分があるのは完全にエアロのおかげ。
「Miss a Thing」大ヒットの時には「この曲はエアロの曲じゃねー」とムカついたり、"ファン"の典型的な行動はだいたいエアロで済ませました。「Miss a Thing」はアルバムだと普通に聴けるけどライブだとどうしても浮いてる感じがある。バンドがやる曲じゃないからね。
2003年かな、ライブでスティーブンタイラーがひどく疲れて見えて、ああ、もうこれでエアロは二度と見られないかな、と思ったものですが、どうやらその時期薬をやっていたようで、孫に諌められて薬を抜き、2011年のライブでは見事に復活。しかもそのツアーはアルバムのツアーじゃなかったので古い曲をたくさんやってくれて私大歓喜。「Big Ten Inch Record」とかライブで聴けるとは思わなかった。実際このツアーであの曲をやったのはあの日だけだったようで・・
Back On the Road Tour - Wikipedia, the free encyclopedia
エアロスミスはライブが信じられないくらいカッコイイ。イントロから幕が落ちてギャーッてなる瞬間とか、スティーブンタイラーが真っ白な衣装着て真っ白なピアノを弾くシーンとか。ありがちかもしれないけど一生忘れられない。
ライブで印象深い曲はたくさんありますが、1つあげるとすれば「Full Circle」でしょうか。1998年3月14日、横浜アリーナ。ライブでマジ泣きした。
ちなみに一番歌詞が好きなのは「Fly Away From Here」です。東京で働いていた時はこの曲を聴くたびに泣いていたものでしたが、つくばに帰ってきてからは泣かなくなりました。
間違いなく人生で一番聴いてるバンドです。エアロスミスがいる時代に生まれてよかった。
The Offspring「Americana」
- アーティスト: Offspring
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1998/11/19
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アメリカを放浪していた時に買ったCD。グレイハウンド、通称グレハンでよく聴いてました。Offspring最大のヒット曲である「Pretty Fly (For A White Guy)」が入ってます。「Why Don't You Get a Job?」というニートに対して直球な質問をする曲も入ってます。
Offspringのアルバムはだいたいハズレがない感じです。2000年発売の「Conspiracy of One」も印象深い。買って帰って部屋で聴きながらウトウトしてたら、「Original Prankster」が流れてきて、あまりの良さに飛び起きた覚えがあります。
- アーティスト: Offspring
- 出版社/メーカー: Columbia
- 発売日: 2000/11/13
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「Denial, Revisited」というストレートなバラードも好きです。
2003年発売の「Splinter」の「Hit That」はわたし的カラオケの定番になってます。
- アーティスト: Offspring
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 2003/12/09
- メディア: CD
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なーんも考えずに聴けるキャッチーな感じがいい。
あと1997年発売の「Ixnay on the Hombre」に入ってる「The Meaning Of Life」ね。初めてOffspringに触れたのはDOKKENで見たこのPV。なかなかインパクトがある。
初期は割と硬派だったのかな。
Andrew W.K.「I Get Wet」
- アーティスト: Andrew W.K.
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 2002/03/26
- メディア: CD
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これはジャケ買い必至ですが中身もいい。ハードロック好きなら思わず反応してしまうノリ。そして歌詞は全曲「パーティ」としか言ってない。邦題も「アイ・ゲット・ウェット〜パーティー・一直線!」ですからね。なーんも考えずに大音量で聴きたいアルバムです。
PVも最高。一緒にヘドバンせざるを得ない。
テキストサイト華やかなりし頃で、洋楽好きなサイトはこぞって取り上げてましたね。活ヒゲさんとかお元気なのかしら。
彼は2008年に日本のヒット曲のカバーアルバムを出していて、これもかなり面白い。学園天国、Runner、リンダリンダなど。
- アーティスト: アンドリューW.K.
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2008/11/26
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公式サイトでも鼻血出してる。
MUSE「Origin of Symmetry」
MUSEはエアロスミス以来、久々の自分的大ヒットバンドです。全てのアルバムにハマってますが、初めて買ったのはこれ。
- アーティスト: Muse
- 出版社/メーカー: Maverick
- 発売日: 2005/09/20
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PVの「New Born」を見て、久々に「何これカッコイイ」と思って買いました。「Plugin Baby」とかもいいのよねー。
www.youtube.com
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デビューアルバムである「Showbiz」に入っている「Muscle Museum」の中毒性はすごい。
- アーティスト: Muse
- 出版社/メーカー: Maverick
- 発売日: 1999/09/28
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それにしても、なんで「筋肉美術館」なんてタイトルなんだろうと思ったら、辞書を引くと「MUSE」という単語が「Muscle」と「Museum」に挟まれているから、ということのようです。
The title comes from a dictionary that Muse used, which had 'muscle' immediately before 'muse' and 'museum' immediately after.
Muscle Museum (song) – MuseWiki: Supermassive wiki for the band Muse
MUSEはライブに行ったことがあります。そこでも「Muscle Museum」は素晴らしかった。後ろのスクリーンが凝っててね。曲に合わせた動画が流れるの。
もちろんこれまでもたくさんアルバムは買ってますが、買い続けたいと思ったバンドは本当に久しぶりだし、買うたびに新しい驚きとか感動がある。
音楽はいい
学生の頃、自動リロードつき掲示板を「チャット」と呼んでいた時代、HR/HMマニアクスというサイトのチャットに入り浸ってました。あそこのオフ会で西新宿の「新宿レコード」や「AIRS」、六本木の「DOKKEN」を知った。DOKKENで流れてたPVに惚れてアルバムを買う、というのが何度もあったなあ。MUSEとかRammstein(の「Links 2 3 4」)とか。Rammsteinと間違えてDisturbedのアルバム買っちゃって、でも結構気に入ってライブ行ったりとか。
今や音楽は運転してるときくらいしか聴かないけど、こうやって書き出してみると自分の人生と音楽は切っても切れないな。まさにNo Music, No Lifeだ。
ああーこういう飲み屋で話すみたいなこと書くの楽しいなー。書ききれないことがたくさんあるのでまた書こう。