運動不足解消のためチャリ通することを決意し、しばらくママチャリで通ってたんですよ。片道4kmくらい。
これがとても辛くて。まあ辛いほうが運動になっていいんでしょうけど。
つくばって土地は平らなんですけど、大通り沿いの歩道兼自転車道は車道より1.5mくらいですかね、高くなっているところがあって、つまり交差点のたびに結構なアップダウンがあるんですよ。学園都市の真ん中を突っ切るペデストリアンもあるんですけど、それも車道をまたぐ形なので坂が多い。辛い。
ということで、クロスバイクを買いました。
「サイクルベースあさひ」に行き、店員さんに「通勤でママチャリはきついのでクロスバイクにしてみたい」という要望を言ったところ、アルミの軽くて良さげなクロスバイクを勧められましたが、クロスバイクって知らなかったけどタイヤが細くて、つくばは道がボコボコのところが多いのでこれだと怖いです、と言ったら勧められたのがこちら。タイヤ幅がママチャリと同じクロスバイク、あさひのオリジナル商品「ウィークエンドバイクス」です。
あさひ WEEKENDBIKES(ウィークエンドバイクス)-F 外装7段 シンプルな美しさを求めたクロスバイク[CBA-1] 店舗受取 価格:29,980円 |
クロスバイクとしては激安。の代わりにギアは7段(普通は3x7段とからしい)、サドルがちょっと重い、タイヤの幅があるので重い、等々あるらしいですが私の要望には合ってる。重いったって11.5kgですからね。ママチャリは20kg超なのでむちゃくちゃ軽いです。
ホンモノの自転車乗りの方からは「こんなのクロスバイクじゃねー」と言われそうですが、ちょっとググった感じ街乗りに特化したクロスバイクとして高評価が多かったです。
で、乗ってみた感想。軽いってすごい。
自転車なんて車輪ついてるんだから重さとか関係なくね?くらいに思ってましたが(なぜ)、全然違う。片手で余裕で引いて歩けるし、こぎ出した直後からスピードが出る。坂道もすごく楽。ママチャリだと、人間が感知できないレベルの傾斜の上り坂でもガクッと遅くなるのに対し、クロスバイクだと明らかな上り坂でもこぐのをやめてもそれほど遅くならない。傾斜が急でもちょっとこぐだけでグイグイ前に進む。楽しい。乗ってどこかに行きたくなる、という感覚は自転車では初めてです。GW中には、わざわざ遠くのレストランまでお昼を食べに行ったりしました。
とはいえママチャリじゃなくなったことで不便になったこともあります。まず、カゴがない。お弁当を持って行ったり、仕事帰りに買い物するのはちょっと大変。ということでつくばのカバン屋「須田帆布」のでっかいバックパック買いました。ここのカバンは頑丈だし、壊れたら直してくれるし、この大きさだと旅行でも使えそうでとてもいい。
最初はカゴをつけようかと思ってたんですが、店員さんに「クロスバイクにカゴをつけると重くなって良さが半減する」というのを遠回しにアツく語られたので諦めました。どうしても必要なら後から付けられるし。
ていうかこの店員さん、ライトに入れる電池の重さまで気にしてましたよ(充電式を勧められました)。自転車愛を感じた。でもお勧めされたライトはすごく強力で買ってよかったです。着脱式で、盗まれやすいので常に持っておいた方がいいといわれて家の鍵に付けてるのですが、街灯がないことでおなじみのつくばでは活躍する機会が多い。
- 出版社/メーカー: Dosun(ドゥサン)
- メディア: スポーツ用品
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あと、前傾姿勢でハンドルを握っているからか、段差の衝撃がモロに手首にきます。意識して腕に体重を乗せすぎないようにしないとかなり痛い。これはママチャリではあまり感じられなかった部分です。ていうかつくばの道は段差がひどい。ママチャリ時代は弁当をカゴに入れて通勤してましたけど、大通りの交差点の段差で飛んでましたからね。
そしてサドルが固い。これはよくいわれることですよね。慣れてきたので通勤(20分ほど)くらいなら問題ないですが、長時間乗るのは辛そうです。
と、デメリットも若干あるんですが、それを補ってありあまる。とにかく「乗ってて楽しい」というのが全て。自転車でわざわざどこかにお出かけするとか大学の体育の授業以来*1だし、普段の生活においても、最近人口増加で車が渋滞しがちなつくばではちょっとした買い物ならバックパックしょって自転車って方が断然ラク。ほんとカゴとかどうでもよかった。あさひのお兄さんありがとう。
ちなみにつくば市のサイクルベースあさひは、ララガーデンの先にあります。試乗可能。
須田帆布の場所もご紹介。かなり分かりにくい場所にあります。でも何年も使えるカバンが欲しいなら絶対お勧め。ネット通販もやってます。
そのうちりんりんロードを走ってみたいなあ。
*1:筑波大学の体育の授業で「サイクリング」というのがありました。競輪で見るようなタイヤのほっそい自転車で授業時間内に行けるところまで行って帰ってくる、みたいなとても楽しい授業。ものすごい速度が出るのでかなり遠くまで行けて、国道125号線(筑波大生は「ワンツーファイブ」と呼ぶ)沿いのコンビニに行っておやつ食べたりした。