ライフログをどう取るかというのが最近の自分の課題になっています。
いま一番ライフログに近い使い方をしているのはFacebookです。どこか行ったときにチェックインしたり、いろんな写真をアップしたり、目についたリンクをコメントつきで投稿したり。
で、これをEvernoteに保存するっていうのはIFTTTで割と簡単にできるんですよ。以前そんな話を書きました。
www.nekotricolor.com
3年以上前の話なのにインターフェースがほとんど変わってないって何気にすごい。
さらに、Evernoteに1日1ノートでログを追加していく方法を合わせるといい感じになります。
これ、「同じタイトルのノートが存在する場合は新しい方に保存する」というEvernoteの(IFTTTの?)仕様をうまく使ってて素晴らしい。
ただ、IFTTT経由だとFacebookでチェックインしたときの位置情報は保存されないんですよね。それと、例えばAmazonで買い物したり、役所で何か手続きをしたりといったような、SNSに書くようなことじゃないけどログとして取っておきたいもあります。これは位置情報をつけたいときとつけなくていいときとありそう。
つまり、以下の2つを実現したい。
- Facebookでチェックインしたときの位置情報をEvernoteに送信
- SNSを経由せず、テキストを位置情報をつけて/つけずにEvernoteに送信
何とかならないかと思っていたところ、IFTTTが素晴らしいアプリをリリースしていました。
1. の解決策:Facebookのチェックインと同時にDO Buttonで位置情報を保存
DO Buttonは「ボタンを押すと○○する」というIFTTTの簡易版のような働きをしてくれるものです。例えばIoTな家電製品の電源をオン/オフするとか、オン/オフされた時間をGoogleスプレッドシートに保存するとか。
で、このアプリの位置情報へのアクセスを許可すると、ボタンを押すと位置情報を○○に送る、ということができるようになります。
設定の仕方はこちらをどうぞ。位置情報をEvernoteに保存するレシピの設定は「今回は他ユーザーが作成したレシピを使ってみます。」というところから。
記事の「Create a note with link to your location」というレシピは都度新しいノートを作るものですが、「Append your location information to a note」を選べば既存のノートに追加していくことができます。
例えばこういう設定にしておくと、
ボタンを押すと以下のような感じで位置情報を保存できます。
[map] map link on February 29, 2016 at 20:22PM
ひと手間かかっちゃいますが、Facebookでチェックインして投稿したら、ついでにこのボタンを押すようにします。
2. の解決策:DO Noteで位置情報つき/なしのメモを保存
公開範囲を「自分のみ」にしてチェックインしDO Buttonを押す、というのも考えられますが二度手間ですよね。DO Buttonにテキスト入力機能がついていればいいのに、と思ってたらドンピシャなのがDO Note。
これも前述のGIGAZINEのサイトに設定方法が載っています。Qiitaで書いてる人もいました。
まず位置情報をつける方。「Add to a note in Evernote 」を選び、以下のような設定にしました。
「LocationMapImageURL」を使うと、Googleマップを貼り付けることもできます。
これで、何か書いてボタンを押すと、以下のようにEvernoteに記録されます。
[memo] 位置情報ありテスト map link on February 26, 2016 at 20:18PM
位置情報をつけない方。これも「Add to a note in Evernote 」を選び、以下のような設定にしました。
これで、何か書いてボタンを押すと、以下のようにEvernoteに記録されます。
[memo] 位置情報なしテスト on February 26, 2016 at 20:11PM
ま、こっちはFastEverでもいいんでしょうが、私はDO NoteのUIの方が好き。軽いし。
ちなみにこのシリーズにはDO Cameraというのもあって、写真を撮ったら○○に送る、みたいなことができるようです。
最終的には全てのライフログを
いまライフログをちゃんと取ろうと色々試していて、IFTTTでTwitterのログや自分のブログのエントリタイトルなんかもEvernoteに記録できればと思っています。フォーマットを統一して、ソース関係なく単純な時系列で1日1ノートにまとめると、後から読み返したとき面白そうです。