中国四国旅行から帰ってきた@nekotricolorです。
ずっと行きたかった足立美術館に行ってきました。
ここに行こうと思ったきっかけは、金沢に行った時に、そこの観光案内ボランティアの方が、「日本で一番いい日本庭園はもちろん兼六園!・・ではなく足立美術館だと僕は思ってます」というのを聞いたから。
兼六園も相当いいお庭だったのに、そこの地元の方がいう足立美術館ってどんだけ?と思いまして。
正直な話、その時まで足立美術館というものの存在を知りませんでした。何それ?足立区にあるの?とか思ってたくらい。
足立美術館は島根県の安来(やすぎ)市にあります。
公式サイトはこちら。米子駅や美術館の最寄りの安来駅からシャトルバスが出ています。
前日に米子で一泊。朝8:30米子発益田行きに乗って一駅。
安来駅9:05発のシャトルバスで向かいます。
20分ほど田んぼの中を走り到着。
入場料2300円を払い、受付の隣にあるコインロッカー(100円、返却式)にトランクを預けて中に入るとすぐにお庭。
建物の中を進むと、画像でよく見るあの風景が。
朝イチで人が少なかったのでゆっくりと見ました。
順路を行くと別のお庭。
さらに順路をたどって、入口近くのロビーで窓越しに見たお庭を別角度から生で見る。いやもう絶景。
右奥に滝が見えます。亀鶴の滝です。ロビーからも見えますがこっちの方がよく見える。
美術館内には、横山大観や魯山人の作品がたくさんありました。美術品は撮影NGなので画像なし。代わりに買った絵はがきを。竹内栖鳳の「獅子」と菱田春草の「猫梅」。
同じく竹内栖鳳の、題名はわからないけど周りでピーピーすずめが鳴いてて「うっせーなー眠いのに」と言いたげな目をしているフクロウの絵もよかった。
その他好みだったのは山元春挙の「奥山の春図」。これは水の流れがとてもきれいで、原寸大ポスターが欲しいくらいだったけど売ってなかった。パブリックドメインなのでWikimediaから引用。
あと魯山人の「五魚八方鉢」。これはググっても何も出てこなかった。鉢の底に金魚がぷっくりと浮いてるの。ちょーかわいいの。レプリカあったら欲しい。
さらに、1500円払って茶室にも行ってみましたが、ここは正直イマイチ・・。
順路を3周くらいしてじっくりお庭を見て回りました。
私は周りを歩ける池泉回遊式庭園が好きで枯山水はあまり好きではなかったのですが、ここは四季全て見たいくらいいいお庭でした。晴れててよかった。
余談ですがランチは安来駅近くのビジネスホテル「ひさご家」の1階にあるレストランで食べました。写真で見るとなんてことない定食なんですが、どの鉢もとてもおいしかったです。午前中足立美術館→ひさご家でランチというのはいいコースかも。
素晴らしいお庭とおいしいランチ、大変満足な一日でした。
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