トリコロールな猫

猫とつくばと茨城をこよなく愛するnekotricolorのブログです

みんな次の休みはベルギーに行けばいいよ 〜ブルージュ・アントワープ編

ブルージュは噂に違わぬ素晴らしい街でした。@nekotricolorです。

若干ページが重いかも知れませんがぜひ写真を見ていただきたく。

みんな次の休みはベルギーに行けばいいよ 〜オランダ・ブリュッセル編」の続き、ブルージュアントワープ編です。

ブルージュは歩くだけで楽しい

なんでしょうねー建物がかわいいんですよねー。

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本当に歩くだけで楽しい。でも道がすごく複雑なので注意。

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街の中心、マルクト広場

とりあえずはここに。

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ブルージュは泊まったので夜景も見られました。いや嘘。完全に暗くなるのは22時過ぎなのですが、疲れててそこまで我慢できんかった。

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21:30時過ぎでこの明るさ。

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できればこの辺のお店に入ってゆっくり夜景を楽しみたいところ。21時頃店に入ってビールとか飲むといいのではないでしょうか。意外と寒いんで防寒はしっかりと。

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鐘楼の366段の階段を登るべし

8ユーロ払うとマルクト広場の鐘楼に登れます。安全のために一度に70人しか入れないそうで、並んでいる人は少なかったのですが結構待たされました。

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階段は想像以上にキツかく、狭くて人とすれ違うのも一苦労でしたが、展望台からはその価値のある風景が見られます。

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平らだー。

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15分ごとに鐘が鳴ります。ものすごくビックリします。

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足腰に自信のある方はぜひ登ってみるとよろしいかと。

聖血礼拝堂

マルクト広場のすぐ裏にあるブルグ広場に、キリストが流した聖血が奉られている聖血礼拝堂があります。

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いやもう豪奢。

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キリスト像。

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こちらは聖血礼拝堂の地下、聖バジリウスを奉った教会。入口が違うので注意。

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運河クルーズで「Lazy dog」を見よう

ブルージュは「北方のベネツィア」と呼ばれているそうで、運河クルーズはかなりお勧めです。8ユーロだったかな?オランダより全然安い。

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いい景色すなあ。向こうに鐘楼が見える。

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かわいいおうち。ブルージュは「屋根のない美術館」という別名も持っています。

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ここでUターン。環状にはなってないのですね。

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出た!Lazy dog!旅行の直前にラバQで「こんなに幸せそうな犬を見たことがない…」観光客が必ず写真を撮っていくベルギーの名物犬という記事になっているのを見て、絶対見たいと思ってたんですよねー。ここはボートがゆっくりになるハイライトで、ガイドさんが「こいつは本当にLazyでいつもここにいるんだ」と説明してました。

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次の日散歩してたらたまたま同じ場所を通りかかりました。全く同じ格好でワロタ。

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アントワープノートルダム大聖堂のあの絵を見る

街並みはブルージュで堪能し、アントワープノートルダム大聖堂を見てお買い物をするのがいいのかなあと思いました。駅前から伸びている目抜き通り「メール通り」には気になるお店がたくさんありました。

駅舎もカッコいい。

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街並みは若干厳しい感じ。

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川沿いにステーン城という城があり、城砦が残っています。

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日本人が大挙して訪れるノートルダム大聖堂

「もう疲れたよパトラッシュ、なんだかとっても眠いんだ」でお馴染みのネロ最期の地ノートルダム大聖堂。日本人のツアー客がたくさんいました。

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あの絵。ぶっちゃけストーリーを知らないのでただただ絵の迫力に押されただけだった。

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ルーベンスの「聖母被昇天」。

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ステンドグラスも美しい。

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ここは中が明るくて、ブリュッセルブルージュで見た教会とは違って穏やかな感じでした。

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なお、2014年は改修の年のようで、5月7日に行った時には中央の祭壇が工事中でした。

ベルギー、若いうちに絶対に行っておくべき国

正月明け、初めてのヨーロッパであるパリから帰ってきた私は、「ヨーロッパ(・∀・)イイ!!また行きたい!」と思い、ゴールデンウィークにもどこかに行こうと思って調べてみたら、マイルを貯めているスカイチームの加盟会社オランダ航空がアムステルダムまで直行便を出していることを知り、何も考えずに予約をしました。

調べるとオランダはチューリップと運河以外あまり見るものはなさそうで(オランダ在住の皆さまごめんなさい)、目をつけたのがベルギー。誰に聞いても悪い話はなく、ブリュッセルブルージュが特によかったと聞き、電車で旅をすることにしたのでした。

中米に在住していたことがある私は治安に関して非常に敏感で、電車の旅とか大丈夫なのかしらと相当ビビって、今回は一人旅だったし荷物全てを肌身離さず持っておくためにバックパックまで買って行ったのですが、予想通りというか、行ってみると別にどーってことはなく(って危ないところにはもちろん近づいてないです)、暗くなるのも遅いためとにかくひたすら歩きのめし、とても楽しい旅でした。

若干通りすがりにバカにするような言葉を投げてくるバカ男はいたものの、ホテルやレストランの人たちは総じて親切で、その辺はパリよりも居心地がよかったと思います。正直女一人でレストラン入ったりするのは勇気いりますけどね(だって女一人の客なんてほとんどいませんから)、別に変な顔もされませんでした。つーかバックパッカーって孤独に旅してるもんだと思ってたけど、団体さんの方が断然多かったっすよ?

とにかく行ったことがない人には今すぐ行って欲しい国だと思いました。なんで「若いうちに」かというと、歩いて欲しいからです。私はもう毎日ふくらはぎがパンパンになるまで歩いて歩いて歩きました。もちろん都会なのでバスや地下鉄はありますけど、あの風景は歩いて直に見ないともったいないと思う。

勝手に旅程も作ったよ

ブリュッセルに泊まらなかったという痛恨のミスを踏まえ、おすすめプランを考えてみたのでみんなこの日程で行くといいよ。5泊7日ね。

到着日

成田・関空・福岡からオランダのスキポール空港へ。本屋かビジターセンターで空港-キューケンホフ往復と入場券がセットになったチケットを買っておく。

1日目

朝イチで晴れてればキューケンホフ、雨ならアムス市内の国立美術館Katten Kabinetなりハイネケンエクスペリエンスなり。どっちも空港から直行バスが出てる。アムステルダム市内なら運河クルーズも。アムステルダム泊 or スキポール泊。ちなみにアムステルダムのホテルは高い。

2日目

タリス(Thalys:高速国際列車、当日券は高いのでなるべく早めにチケットを取るべし)でアムステルダム or スキポールからブリュッセルに移動。グランプラス、小便小僧、サンミッシェル大聖堂(全部徒歩圏内。シェ・レオンムール貝とビールも。グランプラスの夕暮れと夜景を堪能してブリュッセル泊。

3日目

IC(InterCityベルギー国鉄が運営する快速電車)でブルージュへ。天気が良ければ鐘楼に登ったり運河クルーズしたり。聖血礼拝堂も見るべし。こちらも全部徒歩でおk。

4日目

ブルージュを歩く。ICでアントワープに移動(車窓良し)、ノートルダム大聖堂を見てタリスでアムステルダム or スキポールへ。アムステルダム泊 or スキポール泊(1日目に泊まらなかった方に)。

帰国日

1日目にできなかったことをやる。スキポール空港から帰国

KLMオランダ航空のWebサイトを見たら、5月なら成田アムステルダム往復95,000円で行けますよ皆さん!ピークの8月ですら175,000円くらい。

さあ今すぐ予約だ!

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