トリコロールな猫

猫とつくばと茨城をこよなく愛するnekotricolorのブログです

森沢明夫を読む

なにか元気が出る本が読みたいなあと探していたら、森沢明夫の「大事なことほど小声でささやく」がいいというのをどこかでみて、Kindle Unlimitedで読めたので読んでみた。

なんの前情報もなく読み始めて、自己啓発系の本だと思っていたら群像劇の小説で驚いた。映画にもなったらしい。途中の子供の話は辛すぎて読み飛ばしてしまったけど、サラサラと読めて良かった。こういう、普通の人が普通に暮らして、よくあるが深刻な問題に立ち向かい傷つきつつ前に進んでいく、みたいな話がまさに読みたかった。群像劇も好きなんだよね私。

「水曜日の手紙」も読んだ。これもKindle Unlimitedで読める。

それほど恵まれていながらなぜそんな不幸な感じになっているのか今の私には理解できずむしろ凹んでしまった。文章のタッチも群像劇なのもすごく好みではあるんだけどねえ。この話に出てくる水曜日郵便局というのは実在していたらしい。すでに閉局している。

samegaura-wed-post.p3.org

もし今もやっていたら手紙出したかったなあ。でもまあ維持が大変なのは想像に難くない。

他にもKindle Unlimitedで読める本があるので、読んだらまた書こうと思う。