トリコロールな猫

猫とつくばと茨城をこよなく愛するnekotricolorのブログです

京都南禅院(南禅寺庭園)と金地院

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私は盆栽をやっていて、その流れで日本庭園が好きなんです。

日本庭園て、実は都内にも点在していたりするんですが(六義園、浜離宮など)、やっぱりこればっかりは関西には質も量も及ばない気がします。

 

で、今回は南禅寺のお庭南禅院と、南禅寺のすぐ近くの金地院に行ってきました。

どちらも蹴上駅から歩いて行けます。

 

蹴上から南禅寺に抜けるこの道がなんか好き。

南禅寺に向かうこの道が好き

 

南禅院

いわゆる池泉回遊式庭園というやつで、大きな池が真ん中にあって、その周りをまわって散策するスタイル。

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寒そうに見えるでしょ?寒いんですよ。

見た目寒そうだし実際寒い

 

池の奥には滝があります。

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左の建物は方丈、右は亀山法皇の廟所。

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門前には水路があります。

南禅院水路閣

 

上からも見れますが、柵とかないのでものすごく怖い。

水路。怖い

 

金地院

徳川家光の命で作られた寺院。でも家光は完成前に亡くなりここにくることはなかったそうです。

南禅寺のすぐ近くにあって、大きなお庭がある感じだったので予定にはなかったけど入ってみました。しかも、700円余計に払って本堂の中をガイドさんに案内してもらいました。

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左側の亀島。丸い石が使われている。甲羅の上に生えてる木は樹齢400年。枯れ木のように見えるけど生きてる。

金地院 亀島

 

左側の鶴島。鶴が首を伸ばしているところだそうです。四角い石が使われている。

金地院 鶴島

 

本堂の中は撮影禁止なので写真はありませんが、狩野探幽・尚信兄弟の襖絵や、偉い人用と普段使い用で隣り合った茶室があり、茶室は奥行きを見せるために茶室の板の間を丸四角にするとか影を付けるとかいろいろ細かい工夫があったりしてなかなか見ごたえがありました。ガイドさんとサシだったのでいろいろ聞けてよかったです。

 

で、東照宮に抜ける道中にある池。これ、写真だと見にくいけど中央の穴の向こうに滝が見えてました。これも奥行きを広く見せるための工夫なんだろうな。

金地院 庭園

 

東照宮への道。

金地院 東照宮への道

 

東照宮。

金地院 東照宮

 

感想

今回時間がなくて全然まわれませんでしたが、それでもちょっと歩くだけでこれだけの庭園が見られるのはさすが京都ですね。

ちなみにマイフェイバリットガーデンは青蓮院門跡と醍醐三宝院です。醍醐三宝院はほんといくら見てても飽きない。いっそ雪が積もってたりしたらなんとしても醍醐三宝院には行ったと思いますが、今回ひたすら寒かっただけで景観的には寒々しいだけだろうと思ったのであきらめました。

次はもうちょっと暖かくなってからゆっくり見たいです。

日本庭園に興味のある方は、ぜひ以下のまとめもご覧ください。

matome.naver.jp

京都おさんぽマップ (ブルーガイド・ムック)

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日本庭園鑑賞のポイント55 (コツがわかる本!)

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