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トリコロールな猫

猫とつくばと茨城をこよなく愛するnekotricolorのブログです

お遍路始めました〜準備編

 

すでに第二弾お遍路ツアーを企画中の@nekotricolorです。

遂に始めましたお遍路。結論から言いますと、これは少しでも興味を持っている人、都会の生活に疲れている人は絶対にやった方がいいです。できれば、1人で。今回は17番札所まで回りましたが、想像していた以上に素晴らしい体験だったし、しばらく旅行は四国だけでいいわと思ってます。そして車でも意外と過酷なので、始めるのは早ければ早いほうがいいです。なによりあれですよ!2015年5月31日までは霊場開創1200年記念で普段はいただけない御札やスタンプをいただけますよ!次は100年後ですからこの機会にゼヒ!

さて、まずは行こうと思ったきっかけや事前準備について書こうと思います。

きっかけ

元々神社仏閣を見て回るのが好きで、やってみたいなあとは思っていました。
四国は徳島にちょこっと行ったことがあるだけでほぼ未踏の地で、香川のうどんや高知のさわちも食べてみたかった。

でも一番のきっかけは水曜どうでしょうです。彼らは3周してます。
といっても作法は完全無視でまさに回るだけみたいなんだけど。

そして今年の夏休み、出雲大社と足立美術館に行くつもりで計画を立てていたのですが、ふと「これ中国地方を突っ切って四国に上陸できそうじゃね?」と思い、これもかねてから行きたかった栗林公園とお遍路も計画に組み込んでみました。

どう回るか

栗林公園は香川県にあるので、最初は香川県のお寺を回るつもりでした。

お遍路の仕組みを書き出すと長くなるので簡単に書くと、徳島県鳴門市の1番札所霊仙寺から高知県、愛媛県と巡って香川県さぬき市の88番札所大窪寺まで右回りで順に回るのが順打ちと呼ばれる最も基本的な周り方。88番札所から1番札所に向けて回るのは逆打ちと呼ばれ、順打ちで巡っている弘法大師と出会える可能性が高くなるということで、逆打ちは縁起がいいという話もあります。特にうるう年に逆打ちするといいらしい。

より大きな地図で 四国八十八ヶ所詳細地図 を表示

とはいえやっぱり最初なので順当な方法で周りたいと。加えて思い出したのは、多分全然宗派が違うとは思うんですが、昔ネパールにあるチベット仏教の仏塔(ストゥーパ)「ボダナート」に行った時に、仏塔には右肩を見せながら歩く、つまり右回りをすべしと教えられたということ。

ということで、高松で栗林公園を見た後に車を借りて徳島まで行き、そこから順打ちで回ることにしました。はい、歩きでも自転車でもなく車遍路です。時期は8月。車遍路でも暑さにかなりやられたので、歩き遍路は相当な覚悟と準備がないと何寺も回らないうちに挫折すると思います。

お遍路の情報を集める

どうでしょうは山門の前でお寺の名前を叫ぶだけで参考にならないので、まずは基本的なことが載っている本を読んでみました。 

四国八十八ヶ所めぐり―お大師さんと行く遍路18コース

四国八十八ヶ所めぐり―お大師さんと行く遍路18コース

 

 参拝の仕方や各お寺の簡単な紹介が載っていて、ザッと基本的なことを知るだけでなく、サイズが小さいので持ち歩くのにも便利です。最初の何寺かは勝手がわからなくて境内まで持っていってました。実際にお遍路している人たちのスナップ写真があったのもよかった。

もう1冊。

るるぶ四国八十八ヵ所 (るるぶ情報版目的)

るるぶ四国八十八ヵ所 (るるぶ情報版目的)

 

 ドライブの友でお馴染みのるるぶが出しているムック本です。こっちは1、2寺につき1ページ割いてお寺の逸話や駐車場から境内までかかる時間など結構詳しく書いてあります。るるぶだけあって地図が充実していて、車遍路なら買っておいて損はないと思います。

上2冊だけだとお寺周辺のことしか分からないので、るるぶ四国も一応。

るるぶ四国'15 (国内シリーズ)

るるぶ四国'15 (国内シリーズ)

 

あとで書きますが、境内でやることが意外と多いな・・という印象でした。次のお寺までの所要時間は本に書いてあるのですが、境内でどの程度時間が必要かよくわからなくて、泊まる場所をどうするか悩みました。これもあとで書くけど、場所選びは大失敗でした。

遍路用品を揃える

買ったもの

何を買って何を買わないかはギリギリまで悩みました。結局買ったものは以下。

1.菅笠

車遍路なので必要ないかなあと思いつつ、やっぱりお遍路といえばこれと白衣なので買いました。結果、日よけ雨よけにとても便利で買ってよかったと思ってます。

梵字が前に来るように紐を調整してかぶりましょう。

2.白衣

必須というわけではないけど、これも菅笠と一緒でないと始まらない感じはありますよね。袖あり袖なしありますが、夏涼しく冬は厚着の上から羽織れるということで袖なしで。袖なしのものを笈摺(おいづる)と呼びます。私のは梵字が赤いスペシャルバージョンです。

3.納経帳

いわゆる朱印帳ですね。お寺ごとに御朱印を書いてもらう冊子です。なにはなくともこれは必須。

色々種類がありますが、私はシンプルで小さめのものを。霊場開創1200年記念バージョンです。ものによってはお寺ごとの解説がついていたりするものもあるようです。

4.経本

お経や光明真言など、唱えるべきものが書かれたジャバラの冊子です。これも種類がありますが小さくてシンプルなものを。八十八箇所用のものにしましょう。これも必須ですが、歩き遍路で少しでも荷物を減らしたい人は手描きのものを持ち歩いたりするようです。

5.納札

本堂で1枚、大師堂で1枚納める御札です。100枚or200枚1セット。そんなに?!と思うかもしれませんが、八十八箇所 x 2で一週するのに176枚いりますし、お接待を受けた時にお渡ししたりもするので必要です。これも必須。

納札には日付・住所・氏名を書く欄があります。その場で書くのはなかなか大変なので事前に書いておくことをおすすめします。住所をどこまで書くかは微妙なところですが、私は市まで書いておきました。

ちなみに納札は、何週目かによって色が変わります。

  • 1~4回 白
  • 5~7回 青
  • 8~24回 赤
  • 25~49回 銀
  • 50~99回 金
  • 100回~ 錦

私と同じタイミングで周っていた方の1人が金色でした。すげぇ!と思ってたけどまだ上があるのか。金色と錦色は霊場会の本部から直接入手する必要があるそうです。私も一生かけて、せめて青にはなりたいなぁ。

6.ロウソク・線香・ライター

本堂と大師堂でロウソクは1本ずつ、線香は3本ずつ必要なので結構な量が必要です。これはその辺の100均で。お遍路を意識してかつくばの100均よりロウソクや線香の品揃えが豊富でした。お寺は周りに何もないようなところにあることが多いので、無くなりそうになったら早めに補充しておくほうがよさそうです。

ライターは100円ライターでなくチャッカマン型のライターが便利です。これも100均で。機内持ち込みができないので使い捨てです。

7.御影帳

納経所では御朱印の他に御影(おみえ、おすがた)と呼ばれるご本尊が描かれた御札をいただけます。それをアルバムのように保存できる冊子です。

最初のお店では買わなかったのですが、今回は普通の御影と1200年記念バージョンの御影と2枚いただけてなくすのが明らかだったので納経所で買いました。

買わなかったもの

金剛杖

四国八十八ヵ所お遍路さん巡礼用品・鈴付き金剛杖カバー紺

弘法大師の化身なので必須といわれていますが、お店のおばちゃんに「なくす人が多いし車なら必要ないよ」と言われて確かにと思い買いませんでした。この杖は120cmくらいあるし、機内持ち込みができないので買うと結構大変だなと思ってたんですよね。歩き遍路では確実にあった方がいいと思います。

輪袈裟

【遍路用品/巡礼用品】四国八十八ヶ所お遍路さん 巡礼用品・輪袈裟 緑

参拝時の正装と呼ばれるものです。お葬式の時は、平服でも葬儀用の輪袈裟をしていれば失礼に当たらないとか。

今回買わなかったものの中で唯一、これだけは次に行った時に買おうかなと思ってます。実際にお参りしてみて、あった方がいいなぁと思いました。なんというか、これは自分の遍路のためのものでなくお寺や仏様への礼儀なんですよね。これも1200年記念バージョンがあるし。

数珠

四国八十八ヵ所お遍路さん巡礼用品・仏念数珠 新星丹

これも迷ったんですが首にかけちゃいけなかったりいかにも無くしそうなのでやめました。

山谷袋

お遍路道具を入れるショルダーバッグです。これはいくらでも代用がきくので買っていません。ロウソクや線香を入れるプラスチックの箱が据え付けられてたりしてなかなか便利そうではあるので、このセットを買っちゃうのもいいかも。八十八箇所用と汎用なものがありました。

買った場所

ネットで買うか現地のお店で買うか迷いましたが、お遍路を始める前に足立美術館や栗林公園を周る予定で、荷物を減らしておきたかったので現地で買いました。

買ったお店は「表装の詠智会」です。四国にはお遍路用品のお店が点在しており、1番札所霊仙寺の納経所でも売っているのですが、香川から徳島に移動する途中にこのお店があったので寄ってみました。ネット販売をかなり本格的にやっているので大きなお店なのかなと思っていたのですが、普通の一軒家でした。軒先を改造してお店にしている感じ。

このお店のおばちゃんとは話が盛り上がりまして、私が茨城から来ましたというと、今日のお客さんは茨城栃木神奈川と関東から1人でって子ばっかりだ!と驚いていました。ご自身も何度か回っているそうで、使い込んだ山谷袋を見せてもらいました。香川まで回ってきたら必ずここに寄るのよ!それまで頑張って生きてるから!と言ってくれました。時間に余裕があるなら、初めての人はネットで買うのではなくお店に行っていろいろ聞いてみるといいのではないかと思います。

お賽銭用に小銭を用意する

1寺につき、本堂と大師堂で5円玉が2枚入ります。いやまぁ別に5円玉でなくてもいいんでしょうが、小銭がいるのは確実なので事前に集めておくと安心です。

私は平日に四国入りしたので銀行で250円を5円玉50枚に替えてもらいました。銀行員さんも「お参りに行かれるんですか?お気をつけて」と慣れた感じでした。ちなみに50枚で1本にまとまっているので、50枚単位で両替するとジャラジャラしなくていいかも。次回は休日に行くので事前に1本両替して持っていく予定。

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以上準備編でした。次回は実践編。

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